南米のプロ雀士・ニコラスのブログ
29件の記事
押し引き、何切る、ベタオリ、メンタル、ルールの違いなど、プロ雀士として卓上で考えていることを、初心者の方にも分かるように書いています。
麻雀の考え方
人和は役満?ルールで変わる扱いと対局前の確認
子が第一ツモより前にロンアガリする人和は、ルールによって採用なし、満貫、倍満、役満と扱いが大きく変わります。Mリーグや日本プロ麻雀協会、天鳳などの規定を見比べ、漫画のようなやりとりを点数で確かめながら、対局前にルールを確認しておく大切さについて書きました。
ニコラス
評価の仕組みが変われば、選択も変わる
天鳳の鳳凰卓や雀魂ではラスだけが大きなマイナスになり、Mリーグではトップの順位点が+50と大きくなります。同じ麻雀でも、何が評価されるかで正しい選択は変わります。天鳳の段位ptとMリーグの順位点を数字で比べながら、仕事や環境選びにも通じる考え方をまとめました。
押す理由と押せる余裕は別に考える
安手の愚形から危険牌を押すのは割に合わなくても、満貫テンパイなら判断は変わります。押し引きは、手牌の中にある「押す理由」と、点数状況にある「押せる余裕」を分けて考えると迷いが減ります。同じ二つの問いは、お金の使い方にもそのまま使えると思っています。
間違った判断で勝つのがいちばん怖い
負けた理由は探すのに、勝った理由はあまり検証しない。麻雀で本当に怖いのは、間違った判断で勝って、それを正解だと思い込んでしまうことです。勝った半荘こそ、結果を隠して判断だけを見直す。そのための牌譜の見方を、四つの手順に分けて具体的に紹介します。
「麻雀が強い」は、かなり粗い言葉
「あの人は麻雀が強い」はとても便利な言葉ですが、中身はかなり粗いと思っています。ルール、期間、相手、求められる判断が変われば、試される能力も変わります。天鳳や雀魂、Mリーグ、プロ団体のリーグ戦、三人麻雀を例に、強さを測る物差しと、成績を見るときの試行回数について考えました。
何切るで見るべきは「何を諦めたか」
何切る問題で強くなるために見るべきなのは、切った牌そのものより、その1打で何を諦めたかです。ドラ含みのカンチャンと両面を比べる具体的な例題を使い、受け入れや打点、役の損得を整理しながら、答えを覚えるより理由を次の手に持っていく考え方を紹介します。
初心者は放銃を怖がらなくていい
麻雀を始めたばかりの方は「放銃して誰かの邪魔をしたらどうしよう」と心配しがちです。でも、教室や友達同士の麻雀なら、その心配は要りません。テニスを習って気づいたことをもとに、初心者の方への励ましと、経験者の方に卓で気をつけてほしい態度や発言のことを書きました。
どんな条件でも、最後まで同じ麻雀を打つ
オーラスの条件がどれだけ厳しくても、私は最後までその条件を狙って打ちます。勝てると思っているからではなく、最後まで同じ麻雀を打ちたいからです。条件戦での手の組み方と、あきらめた一打が卓に与える影響、対戦相手や見ている人への向き合い方をまとめました。
「要らなかったから」という一番の答え
親が白と中を仕掛けている場面で、ドラの發をなぜ切れたのか。尊敬するAリーガーの方に聞いてみたら、返ってきたのは「要らなかったから」の一言でした。この短い答えがなぜ一番腑に落ちたのか、手の方針から牌の要・不要を決める考え方や、自分で試せる練習とあわせて書きました。
「ベタオリ禁止」アカウントが本垢より勝っていた話
平成のころ、友人が天鳳で作った「ベタオリ禁止」のアカウントは、意外にも本垢よりずっと好成績でした。横で観戦して見えた、攻撃の中に守備を入れ込む打ち方と、真似をするときの注意点、ベタオリは守備の手段の一つにすぎないという考え方を、私なりにまとめます。
ベタオリは「失点を確定させる」行為
降りれば損はしない、と思っていませんか。ベタオリには和了の放棄、他家のツモによる支払い、ノーテン罰符という確かなコストがあります。押した場合と比べる期待値の考え方と、それでも降りるべき場面、押しと降りの間にある回し打ち、そして初心者のうちは攻めていい理由までをまとめました。
「僕ならこうする」という麻雀の教え方
麻雀を教えるとき、私は「これを切らなければならない」とは言いません。AIにも絶対の正解はなく、トップ、役満、段位、ラス回避と、目指すものによって選択は変わるからです。自分の選択と理由を伝え、最後は本人に選んでもらう教え方について、麻雀教室での経験も交えて書きました。
サッカーのゴール取り消しと、麻雀の点数申告ミス
ワールドカップのエジプト戦でゴールが取り消された場面を見て、麻雀の点数申告ミスや点棒の渡し間違いにも近い問題があると感じました。次局に入った後でも直すのか、誰が判断するのか、配信卓の映像をどこまで使うのか。競技としての正しさと結果の確定、そのバランスについて考えます。
回数をこなすだけでは、麻雀は強くならない
麻雀はたくさん打てば強くなると思われがちですが、同じミスを繰り返すだけだと、むしろ弱くなることもあります。回数が力になるときとならないときの違い、牌譜検討のしかた、ミスノートのつけ方、そして成績に山と谷があることの面白さについて、私の考えをまとめました。
他家が何をしようと、自分の打牌に集中する
他家の行動は変えられませんが、自分の打牌は自分で選べます。結果の責任を外に置かず、毎回「今回は何ができたか」「次はどう備えるか」を自分に問い続けます。麻雀が教えてくれたこの考え方を、押し引きの例や振り返りの方法とあわせて、卓の上と卓の外の両方から書きました。
連敗を早めに止めるために、プロがやっていること
連敗が長引く原因の多くは、運よりも自分の心の中にあります。トップ率3割の打ち手でも5半荘続けてトップなしは約17%の確率で起こるという話から、負けが続くと崩れる理由、ティルトに気づくサイン、連敗を早めに止めるための習慣までを、まとめてみました。
放銃してもいい局面でケチると、ダメな局面で放銃する
放銃してもいい局面でケチっていると、放銃してはいけない局面で放銃してしまいます。安い放銃で済む局面と致命傷になる局面の違い、ケチるとなぜ後で苦しくなるのか、手の価値とリスクの比べ方、差し込み、安全牌の持ち方までを、具体的な例を使って説明します。
天鳳だけ打っている人が、リアル麻雀で気をつけたいこと
「天鳳みたいに打つのはやめなさい」。プロの方々から何度も言われてきた言葉です。4着を強く避ける天鳳のポイント制度が打ち方にどう染みつくのか、天鳳だけを打ってきた人がリアルの卓でつまずきやすいところ、6段から先で問われること、そして天鳳を上達に生かす使い方について、私の考えをまとめました。
データと感覚、日本のプロはどちらで打つのか
麻雀は統計どおりに打つべきか、それとも経験と感覚を信じるべきか。デジタルとオカルトの議論は、海外の雀士のあいだでもよく話題になります。英語圏の雀士向けに書いた記事をもとに、確率と統計の違い、ホンイツ読みの例、データの出どころの注意点、数字から離れてよいタイミングまで、私の考えをまとめました。
麻雀で「勝つ」とは、どういうことか
強いプロでも1位率は3割ほどで、5回に1回はラスを引きます。では麻雀の「勝ち」とは何なのか。答えはルールによって変わります。3つの打ち方の期待値を、日本プロ麻雀協会のリーグ戦の順位点とオカなしの順位点の両方で計算して、どの打ち方が有利になるのかを比べてみました。
麻雀の「暗黙のルール」を覚えるたびに
暗黙のルールを覚えるほど、過去の自分を思い出して申し訳なくなります。先ヅモ、発声、牌の強打、点棒の渡し方など、海外やオンラインで麻雀を覚えた人が知らないことの多い卓上のマナーを挙げながら、知らない人にどう伝えればよいのかを、自分の経験をふまえて考えました。
麻雀をもっと楽しむコツは、長い目で見ること
麻雀をもっと楽しむコツは、一回ごとの結果を気にしすぎず、まとめて長い目で見ることです。一半荘の順位がどれだけ運に左右されるのか、何百半荘打てば実力の差が見えてくるのかを簡単な数字で確かめながら、毎日の麻雀で使える習慣と考え方をまとめてみました。
性格はマナーに出る、麻雀に表れる八つのこと
「性格はマナーに出る」から始まる八つの言葉をTwitterに投稿しました。マナー、手順、仕掛け、発声、読み、最終形、河、放銃率のそれぞれに私が込めた意味を、皆さんへの返信で補足したことも交えながら、卓での具体的な例や練習の仕方と一緒に一つずつまとめました。
成功率より、トライの回数を増やすこと
麻雀と人生の共通点シリーズの23回目です。成功率を上げる工夫は大切ですが、あがれる確率が100%になることはありません。形が悪いからとテンパイを崩しつづけていてはあがれない理由を、愚形リーチやテンパイ取らずの判断、人生での挑戦に重ねて書きました。
「1段目は大体通るっしょ」の結末
仲良しの三人麻雀で、1段目の立直に安牌がなかった友達に「大体通るっしょ」と声をかけたら、切られた6に私ともう一人の二人からロンの声がかかりました。その笑い話をもとに、早い立直に対して切る牌がなぜ安全とは言えないのか、安牌がないときに何を手がかりに選べばいいのかをまとめます。
ツモられたら、言い訳しないで支払う
麻雀では、どんなに理不尽に感じても、ツモられたら黙って点棒を払うしかありません。頑張ったかどうかは点数に関係ありません。それなのに、人生ではなぜ「頑張ったから勘弁して」と言いたくなるのか。罰を受け入れて次局へ進むことについて、プロ雀士として考えてみました。
勝ち始めたときこそ、喜びすぎない
麻雀で勝ち出したときに、あまり喜ばないようにしている理由を書きました。浮かれていると、不調に入ったときに倍ぐらい痛くなるからです。ただ、その考え方がいつの間にか人生にまで入り込み、幸せなときほど人に言わなくなっていました。不調におびえ続けるのをやめて、割り切ろうと決めた話です。
ルールの書き方より、意味を守りたい
海外ではルールの書き方を、日本ではルールの意味を大切にする傾向があり、その違いが国際大会でトラブルの元になることもあります。先ヅモや腰の話、時間稼ぎの架空の例などを使いながら、両方の考え方の良さに触れつつ、日本式麻雀を打つうえでルールの意味を守ることについて書きました。
麻雀が強い人に共通する特徴
麻雀が強い人に共通する特徴を、Twitterに投稿した短いリストをもとにまとめました。愚痴を言わないこと、自分に厳しく他人に優しくあること、マナー、計算力、長期の結果とプロセスの関係、そしてとにかく打つことまで、それぞれ練習のヒントと一緒に紹介します。