南米のプロ雀士・ニコラスのブログ
21件の記事
アルゼンチンから来たプロ雀士として、麻雀や語学、日本での日々について考えたことを綴ったコラムです。
コラム
自分の麻雀を、何に変換できるか
実況、解説、リポート、文章、配信、教室。プロ雀士が麻雀を人に届ける方法は、卓の数よりずっと多いです。肩書きよりも「自分の麻雀を何に変換できるか」に人らしさが出るという考えを、麻雀教室のアシスタント講師や英語での発信、Mリーグの同時視聴配信、通訳の経験とあわせて書きました。
ニコラス
アルゼンチンから日本のプロ雀士になるまで
『アカギ』と『咲』が好きな友人たちとの手積みの麻雀、天鳳での修行、2011年の初来日、2016年の大阪移住、2017年のプロ入り。アルゼンチンで麻雀と出会った私が、日本のプロ雀士になり、日本と海外をつなぐ活動を続けるようになるまでを振り返った話です。
プロ雀士の二つの「成績表」
プロ麻雀には、短い動画や一局の場面から生まれる「印象の成績表」と、リーグ戦で長い時間をかけて積み上げる「競技者としての成績表」があります。二つを混ぜずに見ることの大切さと、見る側・打つ側それぞれの向き合い方について、今の私の考えをまとめてみました。
プロ麻雀は、3つの世界のはざまにいる
将棋や囲碁のような頭脳競技、プロポーカーのような勝負師の競技、eスポーツのようなデジタル時代の競技。プロ麻雀はその3つのはざまにいると私は考えています。それぞれの「当たり前」の違いを整理し、チェスの例も交えながら、麻雀なりの未来の形について書きました。
初心者の方と、もっと麻雀を打ちたい
最近、初心者や初級者の方ともっと麻雀を打ちたいと思うようになりました。初めての役に驚いたり、トップを取って本気で喜んだりする姿を見るのは楽しく、麻雀を始めた頃の気持ちを思い出します。そんな卓の楽しさと、初級の教室を始めようか考えていることを書きました。
プロになるより、続けるほうが難しい
海外の方から「日本で麻雀プロになるのは難しい?」とよく聞かれます。私の答えは「なるのはそこまで難しくない、続けるほうがずっと難しい」です。続けるために必要なもの、合理的な人ほど迷ってしまう理由、そしてそれでも私が続けている理由について書きました。
三人麻雀なのに、4人目が入ってくる
三人打ちをしていると、最近よく我が家の猫が4人目として卓に入ってきます。そんな猫の話と一緒に、四人打ちしか知らない方に向けて、萬子の抜き方や北抜き、チーができないことなど、三人麻雀の基本的なルールと四人打ちとの打ち方の違いをかんたんにまとめました。
フルリモートの仕事とプロ麻雀、音楽の両立
海外のIT企業でフルリモートの仕事をしながら、プロ雀士として大会やイベントに出て、土田浩翔先生の麻雀教室でアシスタント講師を続け、去年からはピアノと歌も習っています。予定の入れ方や疲れ方の分け方など、限られた時間で全部を続けるための工夫を、正直に書きました。
英語、日本語、中国語を学んで分かったこと
母語はスペイン語で、英語は10歳ごろから独学、日本語は11、12歳のときにWebサイトで始め、のちに大学で翻訳を学びました。麻雀の記事を書いたり訳したりしたことが一番の語学の練習になった話を中心に、効いた勉強法とやらなくていいと思うこと、日本語を学ぶ人へのコツをまとめました。
日本語教師の経験から学んだ、麻雀の教え方
アルゼンチンの大学の語学センターで日本語を教えた経験は、今の麻雀教室でのアシスタントにもそのまま活きています。目標の立て方、教える順番、何切る問題を使った理解の確かめ方、早めの失敗と最初のアガリの大切さについて、初心者に麻雀を教えるときの私なりの考えを書きました。
ブログを始めました
日本の雀荘では、世界中の雀士が集まる場所です。そこで培われたプロ雀士としての技術を、みなさんにお伝えするために、ブログを開設しました。
AOTOMOの全自動卓を組み立てて使ってみた
中国のメーカーAOTOMOの全自動麻雀卓を取り寄せて、自分で組み立てました。日本のリーチ麻雀に向いている理由、輸送と通関の様子、20分ほどで終わった組み立ての手順、洗牌のスピードまで、実際に届いてから使ってみて分かったことを、これから自動卓を検討している方向けにまとめました。
一番好きな麻雀漫画「鉄鳴きの麒麟児」を読み返して
話の内容をほとんど忘れてしまったので、一番好きな麻雀漫画「鉄鳴きの麒麟児」を久しぶりに最初から読み返しています。プロ雀士として読んでも今なお惹かれる理由と、実写化やアニメ化、せめて雀魂のアバターだけでも実現してほしいという個人的な願いを書きました。
ブラジルの本屋さんでもらった昭和46年の麻雀本
10年ほど前、ブラジルの日本人街の本屋さんで「麻雀が好きです」と伝えたら、店長さんが昭和46年の麻雀本をプレゼントしてくれました。古い役の名前やツキの話が載ったこの本を読み返しながら、昔の麻雀本と今のデータ重視の戦術書の違いについて考えてみました。
麻雀を始めたときに欲しかった本
G・ウザクさんの新刊『ウザク式麻雀学習 はじめの書』を読みました。配牌からアガリまでの1局がまるごと何切る問題になっている本です。麻雀を始めた頃からの私の勉強のしかたを振り返りつつ、効率よく学ぶコツと、この本がどんな人に向いているかを書きました。
プロ麻雀5団体の選手を数えたら1,807人でした
プロ麻雀5団体の公式サイトに載っている選手リストを、自分で作った小さなプログラムで一つにまとめて数えてみました。2021年1月31日時点で合計1,807人です。団体ごとの内訳と数え方、数字を見るときの注意点、そしてこの人数から感じたことを書きました。
誰も1人だけ特別なんかじゃない
来日してプロになり、新人王戦の決勝卓に座ったころ、私は「自分は珍しい存在だから、もっとうまく使ってほしい」と思っていました。そこで優勝できなかった悔しさと、誰もが平等で必死で、誰も1人だけ特別ではないと気づいたことを、自分への戒めも込めて正直に書きました。
海外の人に「プロ雀士って何?」と聞かれたら
海外の人に「プロ雀士です」と言うと、よく驚かれます。プロ団体に所属するという意味、プロであり続けるための費用と兼業が多い理由、大会の賞金の考え方、プロテストまでの道のり、プロになる前に考えてほしいことまで、英語圏の雀士向けに書いた記事をもとに、私なりの説明をまとめました。
「麻雀は楽しい」からプロになった
プロになってから麻雀を楽しめなくなる人もいますが、ほとんどの選手は楽しいからプロを目指したはずです。仕事になっても楽しさを忘れないことが、なぜ対局や教える仕事の質につながるのか、つらい時期との付き合い方や、楽しさを取り戻すためにできることも含めて考えます。
もし日本を離れたら、一番恋しくなるもの
いつかアルゼンチンに帰ることになったら、日本の何が一番恋しくなるのか。最初は雀荘や回転寿司、トンカツソースばかり浮かびましたが、今の答えは、この国を毎日作っている日本の人たちです。その理由と、これからも一緒に頑張りたいという気持ちを書きました。
麻雀が強いことと、麻雀を広めること
普及への努力がゼロに近ければ、麻雀が強くても意味がないというのが私の価値観です。相手が3人集まらないと打てないゲームだからこそ、強くて良いイメージを広めている人を尊敬する理由と、毎週末14時間の手積みから日本に来るまでの私の麻雀好きについて書きました。