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コラム

三人麻雀なのに、4人目が入ってくる

三人麻雀なのに、4人目が入ってくる
ニコラスの写真

3人打ちなのに、最近よく4人目で入ってくる。ほんま牌好きやな。

三人麻雀は、その名のとおり3人で打つ麻雀です。卓の一辺は空いているはずなのですが、最近はそこにちょこんと座って、じっと牌を見つめている子がいます。我が家のラグドールです。

4人目の正体

この子は本当に麻雀が好きなようで、前の日も麻雀マットの上に寝そべって、牌のすぐ横でくつろいでいました。

麻雀マットに寝そべり、萬子の牌の横からこちらを見上げるラグドール

コミュニケーションもしっかり取れていて、無視していると後ろから肩を「ちょんちょん」としてきますし、ピアノも弾いてくれます。ちなみに我が家にはヒマラヤンもいて、そちらはいろんなものを持っていく泥棒担当です。卓に入ってくるのは、このラグドールのほうです。

三人麻雀ではチーができないので、鳴くならポンかカンになります。この子が鳴くとしたら、きっと「カンにゃ〜」でしょう。

三人麻雀の基本

せっかくなので、四人打ちしか知らない方に向けて、三人麻雀(三麻、サンマとも呼ばれます)の基本をまとめておきます。細かいルールはお店や対局サイトによってかなり違うので、ここではよくある形だけを紹介します。

萬子の二〜八を抜く

三人麻雀では、萬子の二萬から八萬までを抜いて打ちます。萬子で残るのは一萬と九萬だけです。7種類×4枚の28枚を抜くので、使う牌は136枚から108枚になります。

萬子に真ん中の牌がないため、一萬と九萬は順子になりません。使い道は、対子や刻子にするか、国士無双に使うかくらいです。四人打ちの感覚で「一萬から伸ばそう」と考えても、伸びる先がありません。

チーはできない

鳴けるのはポンとカンだけです。四人打ちのように、チーで手を軽く進めることはできません。

北は抜きドラになることが多い

座る席は東・南・西の3つで、北家はいません。そのため北の扱いがルールによって変わります。

よくあるのが「北抜き」です。北を手牌から抜いて自分の前に置き、王牌から1枚補充します。抜いた北は1枚につきドラ1として数えます。北を抜かずに、ふつうの字牌として扱うルールもあります。

ドラ表示牌が一萬なら、ドラは九萬

萬子は一と九しかないので、一萬がドラ表示牌になったときは、その次の九萬がドラになります。九萬が表示牌なら、ドラは一萬です。最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。

ツモ和了の点数

四人打ちのツモ和了では3人から点数をもらいますが、三人麻雀では払う人が2人しかいません。いない北家の分をそのままなくす「ツモ損」のルールと、その分を残りの2人で分けて払うルールがあります。ここもお店によって違うので、打つ前に確認しておくと安心です。

四人打ちとの違い

ルールが少し変わるだけで、打ち方の感覚はかなり変わります。

いちばん大きいのは、手が高くなりやすいことです。牌の種類が少ないので混一色や清一色が作りやすく、北抜きがあるルールなら抜いた北の分だけドラも増えます。么九牌の割合も四人打ちより高いので、国士無双も狙いやすくなります。私も以前、三人打ちの好きなところとして「頻繁に役満和了を味わえる」と書いたことがあるくらい、役満をよく見ます。

点数が大きく動くので、一局ごとの重みも四人打ちとは違います。満貫や跳満が当たり前のように飛び交うため、相手のリーチに対して押すか引くかの判断も、四人打ちの感覚のままだとずれてしまいます。放銃したときの失点も大きいので、安い手で無理に押す意味は薄くなります。逆に、自分の手も高いときは押す価値が十分にあります。

関西では三人麻雀を打てる雀荘も多く、ネット麻雀でも三人打ちは人気があります。私も雀魂で、四人打ちと三人打ちの両方を打ってきました。四人打ちとは別のゲームだと思って、点数の感覚から切り替えてみると楽しめると思います。

おわりに

残念ながら、我が家の4人目はまだ点数計算ができないので、正式に卓に入ってもらうのは先になりそうです。それでも、三人打ちを始めるとよく卓のそばにやってきて、じっと牌を見守ってくれます。もしかすると、私より麻雀が好きなのかもしれません。


2024年6月17日の投稿をもとに、加筆してまとめました。(元の投稿)


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