マレーシアのレストランに麻雀卓がありました。
久しぶりにマレーシアに来ています。そこで入ったレストランに、なんと麻雀卓が置いてありました。
日本で麻雀卓といえば、まず雀荘を思い浮かべると思います。旅館などに置いてあることはありますが、レストランで見かけることはあまりありません。見つけたときは驚いて、写真を撮りました。
台湾風のお店と大きな牌
このレストランは台湾風のお店でした。置いてあった牌は、日本でふだん使っている牌と比べると本当に大きくて、台湾の麻雀用の牌なのだろうと思います。
卓の中央にはサイコロの入ったドームとボタンがあり、日本の全自動卓とよく似ています。最初は手で山を積んでみました。いわゆる手積みです。牌が大きくても、ちゃんと山を組むことができました。そして、自動卓としても普通に使えました。

雀荘の卓とは雰囲気が違いますが、牌を並べてしまえば、いつもの麻雀と同じように卓を囲めます。
「麻雀」といっても中身はいろいろ
マレーシアやシンガポールには中華系の方が多く、麻雀は家族や友人が集まったときに打つ、身近な遊びとして根付いていると聞きます。レストランに卓があるのも、食事と麻雀がセットになっている文化の表れなのかもしれません。
ただ、同じ「麻雀」でも、日本で打たれているリーチ麻雀とはルールがかなり違うことが多いです。
- 日本式(リーチ麻雀):手牌は13枚で、リーチ、ドラ、フリテンがあり、上がるには役が一つ必要です。
- 台湾式:手牌は16枚で、5つの面子と1つの雀頭をそろえて上がります。花牌を含めた144枚を使い、点数は「台」で数えます。
- 香港式:リーチがなく、花牌を使い、点数は「番」で数えます。何番から上がれるかは場によって決まっています。
- 東南アジアのローカルルール:花牌に加えて、地域によっては動物の絵が描かれた牌を使うものもあるそうです。
日本式に慣れていると、リーチがないだけでも手の進め方や押し引きの感覚がかなり変わります。台湾式なら手牌が16枚になるので、手作りの感覚からして別物です。どちらが上ということではなく、同じ牌を使う別のゲームとして楽しむくらいの気持ちがちょうどいいと思います。
海外で打つときに確認したいこと
もし海外で麻雀を打つ機会があったら、始める前に次のことを確認しておくと安心です。
- 手牌の枚数(13枚か、16枚か)
- 花牌や、その他の追加の牌を使うかどうか
- 上がるための最低条件(役が必要か、何番以上か)
- 点数の数え方と、最終的な精算の方法
- 鳴きや上がり宣言のときの言葉や作法
特に3と4は、地域どころか卓ごとに違うこともあります。日本の感覚のまま「これで上がれるはず」と思っていると、思わぬところでつまずきます。分からないことは、最初に遠慮なく聞いてしまうのがいちばんです。
卓を囲めば通じるもの
ルールは違っても、牌を並べて卓を囲めば、言葉がそれほど通じなくても一緒に遊べるのが麻雀のいいところだと思います。
旅先のレストランで麻雀卓を見つけただけの話ですが、国が変われば、牌の大きさも卓のある場所も変わります。日本のリーチ麻雀も、そうしたいろんな麻雀の一つとして、もっと多くの国の人に知ってもらえたらうれしいです。
2024年5月16日の投稿をもとに、加筆してまとめました。(元の投稿)



