南米のプロ雀士・ニコラスのブログ
19件の記事
麻雀の考え方
押す理由と押せる余裕は別に考える
安手の愚形から危険牌を押すのは割に合わなくても、満貫テンパイなら判断は変わります。押し引きは、手牌の中にある「押す理由」と、点数状況にある「押せる余裕」を分けて考えると迷いが減ります。同じ二つの問いは、お金の使い方にもそのまま使えると思っています。
ニコラス
間違った判断で勝つのがいちばん怖い
負けた理由は探すのに、勝った理由はあまり検証しない。麻雀で本当に怖いのは、間違った判断で勝って、それを正解だと思い込んでしまうことです。勝った半荘こそ、結果を隠して判断だけを見直す。そのための牌譜の見方を、四つの手順に分けて具体的に紹介します。
何切るで見るべきは「何を諦めたか」
何切る問題で強くなるために見るべきなのは、切った牌そのものより、その1打で何を諦めたかです。ドラ含みのカンチャンと両面を比べる具体的な例題を使い、受け入れや打点、役の損得を整理しながら、答えを覚えるより理由を次の手に持っていく考え方を紹介します。
「僕ならこうする」という麻雀の教え方
麻雀を教えるとき、私は「これを切らなければならない」とは言いません。AIにも絶対の正解はなく、トップ、役満、段位、ラス回避と、目指すものによって選択は変わるからです。自分の選択と理由を伝え、最後は本人に選んでもらう教え方について、麻雀教室での経験も交えて書きました。
回数をこなすだけでは、麻雀は強くならない
麻雀はたくさん打てば強くなると思われがちですが、同じミスを繰り返すだけだと、むしろ弱くなることもあります。回数が力になるときとならないときの違い、牌譜検討のしかた、ミスノートのつけ方、そして成績に山と谷があることの面白さについて、私の考えをまとめました。
対局・大会
オータムチャンピオンシップ関西本戦に進みました
日本プロ麻雀協会の第20回オータムチャンピオンシップ関西予選で、ボーダーぎりぎりの1次予選と、2回戦の大きなプラスで抜けた2次予選を勝ち上がり、関西本戦に進みました。予選の成績の振り返りと、一発・裏ドラなしのルールで考えたい押し引きやダマテンの判断について書きました。
ウェスタンカップ決勝大会はベスト16でした
7月の予選を勝ち上がり、32名で争うウェスタンカップ決勝大会に出場しました。大好きな四暗刻でボーダーを突破し、ベスト16まで進みましたが、準決勝をかけた一位条件の一戦はラスで終わりました。当日の流れと、一位条件の対局で求められる考え方をまとめました。
コラム
麻雀を始めたときに欲しかった本
G・ウザクさんの新刊『ウザク式麻雀学習 はじめの書』を読みました。配牌からアガリまでの1局がまるごと何切る問題になっている本です。麻雀を始めた頃からの私の勉強のしかたを振り返りつつ、効率よく学ぶコツと、この本がどんな人に向いているかを書きました。
放銃してもいい局面でケチると、ダメな局面で放銃する
放銃してもいい局面でケチっていると、放銃してはいけない局面で放銃してしまいます。安い放銃で済む局面と致命傷になる局面の違い、ケチるとなぜ後で苦しくなるのか、手の価値とリスクの比べ方、差し込み、安全牌の持ち方までを、具体的な例を使って説明します。
海外の麻雀
土田浩翔プロの英語圏向け講座で司会を務めました
ニューヨークのリーチ麻雀コミュニティ「Riichi Nomi」が主催した、土田浩翔プロによる英語圏の雀士向けオンライン特別講座で、企画と司会を担当しました。七対子のコツと、牌品高(パイピンカオ)という麻雀との向き合い方を語った2時間の様子と、隣で聞いていて感じたことをまとめます。
天鳳だけ打っている人が、リアル麻雀で気をつけたいこと
「天鳳みたいに打つのはやめなさい」。プロの方々から何度も言われてきた言葉です。4着を強く避ける天鳳のポイント制度が打ち方にどう染みつくのか、天鳳だけを打ってきた人がリアルの卓でつまずきやすいところ、6段から先で問われること、そして天鳳を上達に生かす使い方について、私の考えをまとめました。
データと感覚、日本のプロはどちらで打つのか
麻雀は統計どおりに打つべきか、それとも経験と感覚を信じるべきか。デジタルとオカルトの議論は、海外の雀士のあいだでもよく話題になります。英語圏の雀士向けに書いた記事をもとに、確率と統計の違い、ホンイツ読みの例、データの出どころの注意点、数字から離れてよいタイミングまで、私の考えをまとめました。
麻雀で「勝つ」とは、どういうことか
強いプロでも1位率は3割ほどで、5回に1回はラスを引きます。では麻雀の「勝ち」とは何なのか。答えはルールによって変わります。3つの打ち方の期待値を、日本プロ麻雀協会のリーグ戦の順位点とオカなしの順位点の両方で計算して、どの打ち方が有利になるのかを比べてみました。
性格はマナーに出る、麻雀に表れる八つのこと
「性格はマナーに出る」から始まる八つの言葉をTwitterに投稿しました。マナー、手順、仕掛け、発声、読み、最終形、河、放銃率のそれぞれに私が込めた意味を、皆さんへの返信で補足したことも交えながら、卓での具体的な例や練習の仕方と一緒に一つずつまとめました。
成功率より、トライの回数を増やすこと
麻雀と人生の共通点シリーズの23回目です。成功率を上げる工夫は大切ですが、あがれる確率が100%になることはありません。形が悪いからとテンパイを崩しつづけていてはあがれない理由を、愚形リーチやテンパイ取らずの判断、人生での挑戦に重ねて書きました。
社雀会で準優勝、1点の重みをあらためて感じました
社雀会大会の第五節で準優勝しました。1位とは1,400点差、3位とは200点差という、上にも下にもわずかな差でした。この結果をきっかけに、形式テンパイや符の計算、小さな失点を減らすことなど、1点を大事にする打ち方について考えたことをまとめました。
天鳳で七段に昇段し、鳳凰卓に到達しました
2018年10月18日、天鳳で七段に昇段し、鳳凰卓の条件を満たしました。鳳凰卓に入るための条件、段位ptの仕組み、特南を打ち続けた時期につけていた成績表、そしてラス回避や東風戦と東南戦の選び方について、昇段までの道のりを振り返りながら、私なりに考えたことをまとめました。
お知らせ
「東風最狂決定戦」を見て東風戦を勉強中です
9月22日に梅田の麻雀KILLER TUNEへ出勤するのを前に、天鳳の強豪4名が金牌入りの東風戦8回戦で戦った「東風最狂決定戦」の動画を見て勉強しました。企画の内容とルール、そして完全順位戦の東風戦で私が大事だと考えていることを、簡単にまとめます。
麻雀が強い人に共通する特徴
麻雀が強い人に共通する特徴を、Twitterに投稿した短いリストをもとにまとめました。愚痴を言わないこと、自分に厳しく他人に優しくあること、マナー、計算力、長期の結果とプロセスの関係、そしてとにかく打つことまで、それぞれ練習のヒントと一緒に紹介します。