AOTOMOが届きました!近いうちにレビューします。
7月にこう投稿してから、少し時間が経ってしまいました。全自動の麻雀卓を自分で取り寄せて、組み立てて、しばらく使ってみたので、そのレビューです。
選んだのは、AOTOMOの卓です。使っていて、とにかく楽しい卓です。
AOTOMOというメーカー
AOTOMOは、中国・杭州の「Hangzhou Zhaofeng Entertainment Products」という会社が作っている全自動麻雀卓のブランドです。その工場は、中国本土で初めて全自動卓を製造したところだそうです。自動卓づくりの経験が長いメーカーです。
「中国の卓で日本の麻雀を打つの?」と思う方もいるかもしれません。ところが実際には、日本のリーチ麻雀にとても向いています。
- 日本の牌を一緒に注文できる
- 牌の大きさを日本の標準サイズから選べる(28×21×16.2mmか、33×24×17.5mm)
- 日本式や国際式のルール、三人麻雀に合わせて山の積み方を設定できる
- 本場を表示するカウンター、点棒、点棒用の引き出しが付いている
- 洗牌のときの静音モードがあり、動作音が静かなので夜でも打ちやすい
そもそも日本で売られている自動卓でも、一部または全部が中国で作られているものがあります。そう考えると、メーカーから直接取り寄せるのもそれほど特別なことではありません。
輸送と受け取り
海外から麻雀卓を取り寄せるにあたって、心配だったのは次の3つでした。
- 通関の手続き
- 輸送中の破損
- 届くまでの日数と追跡
実際には、どれもまったく問題ありませんでした。
荷物はパレットごと届き、総重量は68kgで、そのうち卓の上の部分が47kgです。卓のサイズは80×80×76cmあります。
通関の書類は、工場が使っている配送業者がすべて用意して、別に私のところへ送ってくれました。
梱包はとても頑丈でした。国際輸送でこの大きさと重さなので、どこかに傷やへこみがあるだろうと覚悟していましたが、まったくの無傷で届きました。
日数も想像よりずっと早かったです。ほかの国際郵便はそのころ1か月ほどかかっていたのに対して、この卓は杭州の工場から2週間で届き、その間ずっと追跡もできました。中国から日本は距離が近いので、ほかの国だと事情は違うかもしれません。
組み立ては20分ほど
麻雀卓には長く親しんできましたが、全自動卓を一から組み立てるのは初めてでした。長い夜になるのを覚悟していたのですが、拍子抜けするほど簡単でした。あまりに簡単なので「本当にこれで合っているのかな」と何度も確認してしまい、そのぶん余計に時間がかかったくらいです。
各パーツの役割が分かってからは、20分もかかりませんでした。自分で取り付ける部品はわずかで、ほかはすべて組み立て済みの状態で届きます。
土台
家具を組み立てるときは、まず土台からにしています。キャスターを土台に差し込みます。ゲーミングチェアやオフィスチェアを組み立てたことがある方なら、ほぼ同じ感覚です。
次に、卓を支える大きな金属パーツを、付属のレンチと太いボルトで土台に固定します。ここが準備の中でいちばん大事なところです。
本体を載せる
唯一大変なのが、電子部分の入った本体を持ち上げて土台に載せる作業です。かなり重いので、力が必要です。本体の底にあるピンが、土台の受けにきちんと合うように載せます。
ピンのまわりに回転用の金具を付け、横の穴にハンドルを取り付けます。この金具のおかげで、使わないときは卓を横向きに折りたためます。ハンドルは、その状態で固定するためのものです。立てておけば場所をとらないので、よく考えられた作りだと思います。
枠を付ける
この時点で一応は打てる状態ですが、まわりの黒い枠がないと見た目が未完成です。枠のパーツをブロックのように組み、残りのボルトで固定します。
ひとつ注意点があります。この卓にはスマホなどを充電できるUSBポートが付いているので、側面のパーツを組む前にUSBの電源ケーブルを差しておきます。
引き出しを付けたら、枠をはめ込みます。かなり固く、壊してしまわないかと少しひやひやしましたが、ある程度は力を入れて押し込む必要があります。
電源を入れる
電源ケーブルを本体につなぎ、コンセントに差します。その前に、地域の電源と卓の仕様が合っているかを確認してください(合わなければ変換器が必要です)。私の卓のプラグは、平たいピン2本とアースピンの形でした。
牌を入れる前に、使わない牌(花牌や、ルールで使わない赤ドラなど)を抜いておきます。次に、説明書を見て、使う牌の枚数に合ったモードに設定します。私は「09」(136枚、4つの山で積む日本式)にしました。
設定したらリセットして、中央の穴を開けます。初めて開けるときだけは、2つのOpenボタンを同時に押す必要があります。
あとは1セット目の牌を流し込み、洗牌が終わったらもう一度開けて、2セット目を入れれば準備完了です。自動卓は2セットの牌を交互に使い、1局打っている間に、もう1セットを中で混ぜて積んでおく仕組みになっています。
洗牌のスピード
日本式で測ってみたところ、洗牌は平均40秒ほどでした。多くの卓より速いと思います。洗牌が済んだ牌の数を表示するカウンターもあり、どこまで進んでいるかが一目で分かります。
おわりに
自動卓があると、手積みのように牌を混ぜて山を積む時間がなくなり、そのぶん1局でも多く打てます。点棒や本場の表示もそろっているので、雀荘に近い感覚で打てるのもうれしいところです。
AOTOMOの卓は、メーカーのAlibabaストアなどから注文できます。自動卓を置くのは大きな決断ですが、置ける場所があって、麻雀をたくさん打ちたい方には、ぜひ選択肢に入れてみてほしいと思います。
この記事は、英語圏の雀士向けに npmahjong.com で書いた「Aotomo: Why you should get an automatic mahjong table」を、日本の読者向けに書き直したものです。(元の記事(英語))



