麻雀新聞さんのWebサイトに、「Special Interview 麻雀プロになるために海を渡った男」として私のインタビューを掲載していただきました。麻雀との出会いから今の活動、これからの目標まで、いろいろお話しさせていただいたので、その一部をここでも紹介します。
日本語と麻雀との出会い
もともと日本の音楽やゲーム、アニメが好きで、そういったものを訳してみたいと思ったのがきっかけで、子どものころから日本語の勉強を始めました。麻雀に興味を持ったのは、中国人の友人たちが麻雀を打っているという話を聞いたからです。最初は少しずつ独学で覚えて、2009年ごろからは天鳳や雀龍門などのネット麻雀を打つようになりました。
当時、アニメ系の掲示板に「アルゼンチン麻雀部」というスレッドを立てたところ、世界のいろんな人が集まってくれました。日本の麻雀牌は手に入らなかったので、チャイナタウンで中国の大きな麻雀牌を手に入れて、仲間と手積みで日本式の麻雀を打っていました。見たことも触ったこともない全自動麻雀卓というものが日本にはあるらしい、と友人と盛り上がっていたことを思い出します。
日本に来て、プロになるまで
初めて日本に来たときは3カ月ほど滞在し、そこで初めて雀荘に入って、憧れの全自動卓で麻雀を打ちました。お店のきれいさやフリードリンクにも、ずいぶん驚いたものです。
私は何かに興味を持つとのめりこむ一方で、すぐ飽きてしまうところがありました。それでも麻雀だけは飽きることがなく、もっとうまくなりたいという気持ちをあきらめきれませんでした。それなら日本でプロに挑戦してみようと決めて2016年に来日し、2017年に日本プロ麻雀協会の試験に合格しました。最初の滞在のときに大阪でできた知り合いに協会の選手が多かったことも、協会と大阪を選んだ理由です。
今の活動
今は関西を中心に全国の大会やイベントに参加しながら、麻雀教室で講師をしています。先日は子供麻雀教室にも参加させていただきました。オンラインでは海外の方向けにコーチングもしていて、質問に答えたり、送っていただいた牌譜を検討したりしています。
麻雀を覚えるためのツールやコンテンツは、ネットのおかげで海外にも十分にあります。ただ、戦略や戦術を学べるものはまだまだ足りていません。そこをしっかりフォローできる仕組みを作っていくことが、今の課題だと思っています。
インタビューでは、ニューヨーク麻雀部さんと土田浩翔プロの麻雀講座配信をプロデュースしたことや、昨年10月にアルゼンチン麻雀部から麻雀プロとしてゲストに呼んでいただき、アルゼンチンで大会や質問コーナーを行ったことについてもお話ししました。

麻雀の魅力と私のスタイル
麻雀には決まった打ち方があるわけではなく、自分を表現できる余地がたくさんあります。そして、とても理不尽なことが起きるゲームですが、結果に関係なく、いつでも最善を尽くし続けることの大切さを教えてくれます。
麻雀はメンタルを鍛えてくれるものでもあります。
打ち方は、基本的には「ゲーム参加型」です。厳しい手牌や局面でも、自分にできることを考えてゲームに参加していきたいと思っています。最近は、自分の中のブームとして「メンゼン高打点型」に傾いています。
これからの目標
麻雀を通じて世界の麻雀愛好者をつなげ、グローバルな麻雀競技団体や友好団体を作ってみたいと思っています。そしてプロフィール欄にも書いていただいたとおり、「南米出身初のMリーガー」を目指しています。
麻雀新聞さん、このたびは本当にありがとうございました。



