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海外の麻雀

National Mahjong Day 2019の配信に出演しました

National Mahjong Day 2019の配信に出演しました
ニコラスの写真

ありがとうございました、お疲れさまでした!参加させていただいて嬉しいです!松本プロと鈴木たろうプロのちょうど間に出現して、本当に大丈夫なのかなという複雑な気持ちでしたが、とても面白かったです!また宜しくお願いします。

英語圏に向けて麻雀の情報を発信している、アメリカの「Riichi Mahjong Central」が開いたNational Mahjong Day 2019の生配信に、ゲストとして出演しました。私の出番は、松本吉弘プロと鈴木たろうプロのあいだの枠です。同じ協会の大先輩おふたりにはさまれる形になり、正直なところ「私で大丈夫なのかな」という複雑な気持ちでした。

どんなイベントだったのか

National Mahjong Dayを祝って、いろんなスタイルの麻雀に関わる人たちが集まり、それぞれの知識や経験を話していく長時間の生配信です。運営も司会も、ひとりの麻雀好きの方がこなしていました。通信トラブルもありましたが、主催の方によると、これが記念すべき第1回だそうです。

出演者の顔ぶれはこんな感じでした。

日本で麻雀の配信といえば、プロの対局やリーグ戦の中継が中心です。こちらは、地域のクラブを運営している人や、麻雀を広めたいと考えている人が順番に話していく、手作りの配信でした。

配信のアーカイブは以下で見ることができます。私の出演部分は5時間32分ごろからです。

麻雀との出会い

インタビューは英語で、視聴者のみなさんからの質問にも答えながら、1時間ほどお話ししました。

最初の話題は、アルゼンチンで麻雀に出会ったきっかけです。10年ほど前、周りの友人たちがこの不思議なゲームの話をよくしていました。別々の友人グループから何度もその名前を聞くうちに、「これは何だろう、自分にも覚えられるかな」と思うようになりました。ネットで調べて麻雀を打っている人たちのグループを見つけ、基本のルールを教えてもらったのが始まりです。当時5人ほどだったその集まりは、今では100人を超えるクラブになっています。

プロ試験のこと

次に聞かれたのが、日本でプロになるまでの道のりです。海外に住んでいると、プロテストを受ける機会そのものがなかなかありません。試験の中身が気になる人も多いのだと思います。

まず、どの団体の試験を受けるかを決める必要がありました。多くの団体では、麻雀の試験、面接、一般常識の試験があります。私がいちばん心配していたのは一般常識です。日本人向けに作られているので、たとえばその年のお笑いの大きな大会で誰が優勝したか、といった、日本でずっと暮らしてきた人なら知っているようなことが聞かれます。

そこでいくつかの団体にメールで問い合わせたところ、いちばん心強い返事をくれたのが日本プロ麻雀協会でした。一般常識はあくまで加点のためのもので、減点にはならないから、あまり心配しなくていい、という内容です。

協会の試験では、役の名前を日本語で書く問題や、「大会でこういう場面になったら、審判としてどう判断するか」を書く作文も出ます。準備として、過去10年分ほどの試験問題を何度も繰り返し解きました。

試験に臨む姿勢についても話しました。最低限の点数で合格して、プロになってから上を目指すという考え方もあります。私は、下から全部を学ぶような立場で入るより、プロとして通用する力をつけてから試験を受けたいと思っていました。落ちたくなかった、というのも正直なところです。

プロになってからの課題

プロになってからいちばん大変だったことを聞かれて、私はスケジュール管理だと答えました。リーグ戦、大会、イベント、選手権と、1年中なにかしら開かれています。出られるものに全部出ようとしていたころは、予定を組むだけでひと苦労でした。

ある日、大会があったことをすっかり忘れてしまい、「どうしたの?大丈夫?」と電話をもらったこともあります。自分でしっかり管理していないと、あっという間に予定が回らなくなります。今は月に2つほどイベントに出られれば十分、くらいの気持ちで、予定を詰め込みすぎないようにしています。

海外とつなぐ役割

配信の後半には、天鳳を使った海外の人たちとの交流企画についての質問もいただきました。オンラインの企画は、遠くまで移動しなくても参加できるので大歓迎です。私は自分で企画を立てるより手伝うほうが向いているタイプなので、早めに声をかけてもらえれば予定を合わせます、とお答えしました。

そのとき、最近考えていることも話しました。日本の麻雀は、日本にいるたくさんの人たちが育てていきます。それなら私は、海外の雀士とのつながりのほうに力を使いたいと思っています。海外の人とつながる役割は、私のような立場にいる人だからこそできることで、そういう人はまだ多くありません。その立場を日本の中だけで使うのは、もったいない気がしています。

海外の雀士は熱心に麻雀を学んでいても、日本のプロがどんな試験を受けて、どんなふうに活動しているのかを知る機会はなかなかありません。今回のような配信で、ひとりのプロが自分の言葉で話すだけでも、距離は少し縮まると思います。

おわりに

日本の大先輩おふたりにはさまれての出演でしたが、終わってみればとても楽しい1時間でした。麻雀の話はブログでもできますが、自分自身のことをこれだけ話せる機会はあまりありません。

主催の方からは、次はもう少し麻雀の中身の話もしましょう、と言っていただきました。ひとりで長時間の配信を回していた主催の方、本当にお疲れさまでした。また機会があれば、よろしくお願いします。


2019年8月4日の投稿をもとに、加筆してまとめました。(元の投稿)


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