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海外の麻雀

第1回南米オープン、決勝卓はバーガーキングで

第1回南米オープン、決勝卓はバーガーキングで
ニコラスの写真

大会が長引いて、会場が閉店になってしまって、第1回南米オープン麻雀大会の決勝卓はバーガーキングで(手積みで)行われました件。

第1回となる南米オープン麻雀大会が開かれました。そして、その決勝卓はなんとバーガーキングで打たれました。

何があったのか

起きたことは、上の投稿のとおりです。大会が長引いて、会場の閉店時間が来てしまいました。そこで決勝卓は場所をバーガーキングに移して行われました。

ハンバーガー屋さんに全自動卓があるはずもないので、もちろん手積みです。

私はこのとき日本にいたので、現地で見ることはできませんでした。それでも、あまりに面白い話なので、ここで少し詳しく書いておきます。

手積みだと、なぜ時間がかかるのか

長引いた理由はさておき、手積みの対局はどうしても時間が読みにくいものです。日本の大会では全自動卓が当たり前なので、手積みで打ったことがない方も多いと思います。手積みでは、1局ごとに次の作業を4人でやります。

  1. 136枚の牌をすべて伏せて、卓の中央でよく混ぜる(洗牌)
  2. それぞれが自分の前に、2枚ずつ重ねて17列(34枚)の山を積む
  3. サイコロを振って、どこから配牌を取るかを決める

全自動卓なら、前の局の牌を卓の中に落とせば、次の山がすぐに上がってきます。手積みだと、慣れている人同士でも毎局それなりの時間がかかります。

たとえば1局あたり2分余計にかかるとすると、半荘で10局あれば20分です。1日に何半荘も打つ大会なら、その差はどんどん積み重なります。運営がどれだけ頑張っても、手積みの大会は日本の感覚より長くなりやすいのです。

手積みの決勝卓で大事なこと

手積みには、全自動卓にはない気づかいも必要です。

決勝卓は、ただでさえ緊張する場面です。そこに長い1日の疲れが重なり、しかも場所はハンバーガー屋さんです。その状況で丁寧に牌を混ぜ、きちんと山を積み続けるのは、思っている以上に大変なはずです。手積みの決勝は、打牌だけでなく、こういう所作も含めて試される場だと私は考えています。

好きだから、最後まで打つ

会場が閉まった時点で「今日はここまで」としても、おかしくはなかったはずです。それでも場所を変えてでも決勝卓を打ったところに、南米の麻雀好きらしさを感じます。

今年の3月にも、アルゼンチンの夜の路上でアウトドアのリーチ麻雀教室をやっているらしい、という話を紹介しました。

場所がどこであっても、卓と牌と4人がそろえば麻雀は打てます。

私自身、リーチ麻雀を覚えたのは2009年、アルゼンチンでネット麻雀を打ち始めたのがきっかけでした。2016年に日本に来てからは、雀荘に行けばいつでも全自動卓で打てる環境にいます。それはとてもありがたいことですが、バーガーキングの決勝卓の話を聞くと、麻雀を打てること自体の楽しさを思い出させてもらえる気がします。

おわりに

第1回の大会で、決勝卓がハンバーガー屋さん。何年か経っても、きっと笑いながら語られる話になるでしょう。

南米の麻雀がこれからどう育っていくのか、日本から楽しみに見ていきたいと思います。


2017年8月27日の投稿をもとに、加筆してまとめました。(元の投稿)


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