今日、新幹線に乗って東京へ向かいました。そのときに投稿した言葉を、ここにも載せておきます。
新幹線に乗り、WRC2025へ向かう。
明日からほぼ一週間、世界中の選手たちと熱い卓を囲む日々が始まる。日本のトッププロたちとも同卓できる貴重な機会。そして、麻雀というゲームが、いままさに世界へ広がっていくその現場に立ち会えることが嬉しい。
もちろん、勝つつもりで打つ。だが、それ以上に、海外から遥々来てくれる選手たちに、日本式麻雀の魅力を、空気ごと届けたい!
礼儀、緊張感、所作、美しさ。それらも含めて「日本の麻雀」なのだと、実感してもらえたら嬉しい。
どんな大会なのか
明日7月1日から6日までの6日間、東京の日本橋三井ホールで「アース製薬100周年記念 世界麻雀TOKYO2025」が開かれます。リーチ麻雀の世界選手権(WRC)の2025年大会です。
個人戦には37の国と地域から250人を超える選手が出場します。さらに今回は、史上初めての国別対抗チーム戦も7月2日に行われ、日本代表の8チームを含む45チームが戦います。私はアルゼンチン/ウルグアイのチームの一員として、この大会に臨みます。
アルゼンチンのユニフォームはまだ見ていないのですが、やはり水色と白(celeste y blanco)を期待しています。
勝つつもりで、それ以上に
大会に出る以上、もちろん勝つつもりで打ちます。日本のトッププロと同じ卓に座れる機会は、そう多くありません。相手が誰であっても、遠慮して打つのはかえって失礼だと思っています。
ただ、今回はそれと同じくらい、いやそれ以上に大事にしたいことがあります。海外から遠く日本まで来てくれる選手たちに、日本の麻雀の魅力を卓の空気ごと味わってもらうことです。
海外でリーチ麻雀を打っている人には、ネット麻雀から入った人も多いと思います。画面の中では、牌の置き方や発声、点棒の受け渡しを気にする場面はほとんどありません。ところが日本の対局の場では、それらがすべて麻雀の一部です。ルールが同じでも、卓に流れている空気はかなり違います。
日本の麻雀の「空気」とは
投稿では「礼儀、緊張感、所作、美しさ」と書きました。具体的には、挨拶、はっきりした発声、先ヅモをしないこと、牌や点棒を丁寧に扱うこと、捨て牌をきれいに並べることです。
ひとつひとつは小さなことです。でも、4人全員がこれを守っている卓には、独特の静けさと緊張感が生まれます。音が少ないぶん、ひとつの発声やひとつの打牌がよく響きます。その張りつめた空気も含めて、日本の麻雀なのだと私は思っています。
もちろん、海外には海外の麻雀文化があり、それを否定するつもりはまったくありません。にぎやかに打つ麻雀にも別の良さがあります。ただ、せっかくリーチ麻雀が生まれた日本で打つのですから、「日本の麻雀はこういう雰囲気なんだ」と肌で感じて帰ってもらえたら嬉しいです。
マナーのいいところは、言葉が通じなくても伝わることです。きれいな所作は、英語でも日本語でも説明なしに相手へ届きます。
多井プロのインタビュー
今日は、もうひとつ嬉しい出来事がありました。
応援してくださっている方から教えていただいたのですが、麻雀日本代表のリーダーである多井隆晴プロが、ご自身の週プレNEWSのインタビュー記事をXで紹介されていました。その中で、アルゼンチンからのプロ雀士が「強かった」という話をしてくださっていたのです。
そのアルゼンチンのプロ雀士は、私です。少し前に、多井プロと麻雀を打つ機会がありました。
本当に素敵なインタビューです!申し訳ないけど、何よりも、そこで憧れの多井隆晴プロに「強かった」と言われて、嬉しすぎます。
(そのアルゼンチンからのプロ雀士、僕です。僕の中の麻雀熱もずっと消えませんよー)
(そのときの投稿)
憧れのプロに「強い」と言ってもらえて、正直なところ感動しました。大会を前に、この言葉は大きな励みになります。
おわりに
明日から、いよいよ本番です。競技者としても、日本の麻雀を伝える側としても、誇りを持ってこの大会に臨みます。
応援のメッセージをくださったみなさん、本当にありがとうございます。いい報告ができるように、全力を尽くしてきます。
2025年6月30日の投稿をもとに、加筆してまとめました。(元の投稿)



